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【小話】紫野

 額田王が歌を詠みました。
「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
 薬狩りをしていたとき、大海人皇子が遠くから(袖で)手旗信号を送ってきたので、
(誰かに見られて、「何してるんだアレ」と思われないかしら……?)
と心配した気持ち、というのは勿論嘘です。

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【2022/07/28 06:40 】 | 小話 | コメント(0)
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