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2012年6月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:6148ページ
ナイス数:124ナイス

自由軌道 (創元SF文庫)自由軌道 (創元SF文庫)
再読。ビバ技術者、ビバおっさん! なSF(注:褒めてます)。技師グラフが溶接・検査技術を教えるのは、無重力に適合するよう遺伝子改良された子供たち・クァディー。次々に襲いかかる困難を、グラフは知識と技術でクリアする。責任者がヴァン・アッタみたいな小物でなく、例えばアプマドだったら、出し抜くのは困難だったろう。多少都合良すぎな展開だが、読んでいてとにかく気分が盛り上がるので良し!
読了日:06月07日 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド

宇宙兄弟(1) (モーニングKC)宇宙兄弟(1) (モーニングKC)
後輩所有。つくばだー、JAXAだー。受験生の宿泊先の外観に見覚えがあるー(反応そこかい)。
読了日:06月12日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(2) (モーニングKC)宇宙兄弟(2) (モーニングKC)
後輩所有。兄弟の性格の違いが良いなぁ。この二人の両親だもん、能天気なようで人間ができてる。
読了日:06月12日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(3) (モーニングKC)宇宙兄弟(3) (モーニングKC)
後輩所有。名前を付けた理由を、これだけきちんと子供に説明できるなら、良いよね。キャスターのコメント……否定できないなぁ(泣)。やっさん、段々いい人になってきた。
読了日:06月13日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(4) (モーニングKC)宇宙兄弟(4) (モーニングKC)
後輩所有。受験生に、『11人いる!』読んでる人はいないのだろうか(笑)。「知りたいことの半分はネットや本で調べればわかる」でも、自分が真に知りたいポイントは、他人とは微妙にズレて、それを知るには自分で研究するしかないんだよね。と、分野は違うが思う。
読了日:06月13日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(5) (モーニングKC)宇宙兄弟(5) (モーニングKC)
後輩所有。娘が二歳なので、風佳ちゃんの行動がわかり過ぎてウケる(笑)。「自分のやりたいことには逆らえません」。性格違うのに、「やった方が早い」ところは同じなのね、この兄弟。
読了日:06月13日 著者:小山 宙哉

X親分 (Wings comics)X親分 (Wings comics)
再読。岡っ引きのX親分と子分スカが、お江戸を襲う超常現象に立ち向かう! アマゾンでは書影が出るので、ぜひ見て欲しい。変だから(笑)。大学時代に友人に借りて気に入り、後日自分でも購入したもの。買って損なし、ひたすら笑える一冊。個人的にはオイランドー虫と、「イーンカー、パッパマヤマヤ!」が大好きだ。フダン草vsオンセンまんじゅうも素敵。西遊記ネタの『天竺へ行こう』は、三蔵の性格が悪くて良い(笑)。
読了日:06月14日 著者:倉田 久江

宇宙兄弟(6) (モーニングKC)宇宙兄弟(6) (モーニングKC)
後輩所有。NASAでの最終審査、及び日々人の打ち上げ当日。ムッタは本当に、他人や周囲のいろんなことを良く見てる。
読了日:06月14日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(7) (モーニングKC)宇宙兄弟(7) (モーニングKC)
後輩所有。日々人リフトオフ、そして月面着陸。「来ちゃった」とか「イェー!」とか、すげー楽しそう。何歳の時に飛行士採用されたのかな。吾妻さん良い人だけど、ムッタ、「アズアズ」は無理だよ(笑)。ケンジの家は、奥さんも人間できてるなぁ。
読了日:06月14日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(8) (モーニングKC)宇宙兄弟(8) (モーニングKC)
後輩所有。何と言うか、不合格になった仲間たちの株が毎回上がるな。ムッタ合格おめでとう。せりかさんの回のラスト3ページは素晴らしい。月面でトラブル発生、どうなる日々人。
読了日:06月14日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(9) (モーニングKC)宇宙兄弟(9) (モーニングKC)
後輩所有。ブライアンはみんなに愛されてるんだな。かぐやIIのデータが役に立った、という点が地味に嬉しい。シャロンの月面望遠鏡も。隣のページの写真はALMAかな。
読了日:06月14日 著者:小山 宙哉

宇宙兄弟(10) (モーニングKC)宇宙兄弟(10) (モーニングKC)
後輩所有。一見はちゃめちゃな紫さんも、言うことは重い。やっと見えてきた、新田の内面。ムッタと新田も、お互いにないものねだりなんだなー。
読了日:06月14日 著者:小山 宙哉

ほしのこえ (アフタヌーンKC)ほしのこえ (アフタヌーンKC)
再読。新海誠監督のアニメの漫画化。MF文庫の小説版は、アニメよりSF設定の部分を細かく書いていたが、アニメの余韻が台無しと感じたので、手放した。本書は納得の一冊。アニメのミカコが気丈に振舞っていた記憶があるのに対して、漫画のミカコはより繊細な印象かな。ミワさん、ヒサちゃん、若菜など、漫画オリジナルのキャラたちが良いな。
読了日:06月15日 著者:佐原 ミズ

コダマの谷 王立大学騒乱劇 (ビームコミックス)コダマの谷 王立大学騒乱劇 (ビームコミックス)
再読。友人宅で読み、帰宅後、ウーナ様を愛でるために買いました!(断言) マージも可愛いし、大学のドタバタ日常が好き。ライダーの親父が何者で、昔何をしでかしたのかが、最後までよくわからないのが残念。『フクちゃん旅また旅』はキツネと鬼が可愛い。
読了日:06月15日 著者:入江 亜季

文車館来訪記 (KCデラックス)文車館来訪記 (KCデラックス)
再読。妖怪変化だらけの街の写真館を訪れる客たち。花瓶のお姉さんはフルカラー漫画ならではの美しさだが、白黒ページのヨミが激しく可愛い。冬目さんの描く、大正レトロな着物娘は雰囲気があって好きだ。
読了日:06月15日 著者:冬目 景

数学女子 1 (バンブー・コミックス)数学女子 1 (バンブー・コミックス)
後輩所有。女子4人の日常4コマで、『けいおん!』の数学版みたいなものかと思って読み始めたが、『けいおん!』の音楽してなさに比べれば、割と数学してると思う(笑)。物理学科卒として、女子が少ない学科あるあるは凄ーく理解できる。数好き・統計好き・確率好き・暗号好きと、数学女子にも細かい差異があるらしい。「大学の数学、もはや形状すら謎」には超納得。高校の先生も、「高校までの数学が好きなら物理学科に行け」と言っていた。大学の数学、アレは哲学だ!
読了日:06月15日 著者:安田 まさえ

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
再読。噺家・円紫さんと女子大生《私》の日常ミステリ短篇集1作目、大学2年の春〜クリスマス。昔、本書と『秋の花』を後輩に借り、後日全巻揃えた。《私》から話を聞いただけで謎を解いてしまう円紫さんは天才だが、《私》の観察力と説明能力も相当高いと思う。基本的に登場人物の視点は優しいけれど、『赤頭巾』は話に毒があってお気に入り。正ちゃん、良い点も多々あるものの、正論に傷つけられることが多そうで、トータルすると“身近にいたら、友達になりたくない人物”なのよね。《私》と江美ちゃんは大好き。登場する落語もいずれ聞きたい。
読了日:06月18日 著者:北村 薫

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
再読。《円紫さんと私》シリーズ2作目、大学2年3月〜3年夏(回想で1年秋)。短篇集収録作のどれを表題に採るかは、その本の意志を表すと思う。前巻は『空飛ぶ馬』で男女の温かい関係を《私》に示し、本書は『夜の蝉』。再読の今回は1冊を通して、《私》と姉の関係の物語として読んだ。勝手ながら、姉妹の名は茜と藍とかだといいな、と妄想している。初読時、先に『秋の花』を読んでいたため、夏祭りで後輩とすれ違うシーンで(この子たちが……)と感慨深かった。
読了日:06月19日 著者:北村 薫

秋の花 (創元推理文庫)秋の花 (創元推理文庫)
再読。《円紫さんと私》シリーズ3作目、大学3年秋。初の長編にして、初の死者。後輩の高校生・真理子が、夜の校舎屋上から転落。《私》に屈折した方法で救いを求める、故人の幼馴染の利恵。カワセミの挿話にはぞっとする。円紫さんが語る真相は、その当事者の心境を思うとホラーより恐ろしい。途中、江美ちゃんが歌う「あしたはもっととぶんだと」が、《きっと》が口癖だった真理子と重なる。反論していること自体を認めない正ちゃんは嫌いだ。
読了日:06月20日 著者:北村 薫

六の宮の姫君 (創元推理文庫)六の宮の姫君 (創元推理文庫)
再読。《円紫さんと私》シリーズ4作目長編、大学4年5月〜秋。芥川龍之介を卒論テーマに決めた《私》が、文壇の長老から、生前の芥川の、自作『六の宮の姫君』についての謎の言葉を聞く。ミステリか、と問われたら、少し悩んで「……謎は解いてる」と答えるけれど、滅法面白い。むしろ危険。初読時は職場隣が図書館で、芥川、菊池寛、志賀直哉、正宗白鳥、広津和郎など、本書に出てくる作家を借りまくった。文系の卒論はこんな感じなのか、と知らない世界を見たと同時に、《私》の真摯な研究姿勢は、他分野であっても初心に帰る思い。
読了日:06月20日 著者:北村 薫

朝霧 (創元推理文庫)朝霧 (創元推理文庫)
再読。《円紫さんと私》シリーズ最後の短篇集、大学4年12月〜社会人3年目12月。2篇目の中だけで2年経つからなぁ。前巻は“大正文学を読み漁りたくなる危険な本”だったが、今巻は俳句を詠んでみたくなって危険。季語面白い。円紫さんの天才的な謎解きを一番楽しめたのは『空飛ぶ馬』で、この辺になると《私》の成長を追うために読んでいる。続きがないのが残念だ。でもここで終わるのが、全てを語ってしまうより良いのかもしれない。
読了日:06月21日 著者:北村 薫

ハッシャ・バイハッシャ・バイ
再読。芝居は未見。探偵と依頼人女性。女性は、夢の中の光景そのままの写真を見たので、その写真の場所を探してほしいと言う。写真の砂浜の世界は、ル・グィン『もの』(『風の十二方位』所収)を彷彿とさせる。鴻上作品は、存在しないユートピアを必死に探しているような印象があるな。完璧なユートピアは、母親のいない国。みなさん、カーニバルの始まりです。
読了日:06月22日 著者:鴻上 尚史

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
初米澤作品。『氷菓』と一緒に買ったが、帯の《味わえ絶対零度の恐怖を》に惹かれて先に読了。……ごめん、全然怖くなかった。上流階級の家庭の話ばかりで、自分の身に降りかかってくる気がしないからだろうか。帯が変に煽り過ぎだが、オチの意外性を楽しむショートショート的に読む分には面白いと思う。最初の話のラストが一番好き。「バベルの会」自体はあまり前面に出てこなかったのが残念。
読了日:06月25日 著者:米澤 穂信

氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)
アニメは未見。『儚い羊たちの祝宴』と同時に買ったが、こっちを後に読んで正解。全部真っ黒の話より、薔薇色であるべき高校生活に挿まれる悪意の方が鮮烈だ。細々した事件の全てから小物が拾ってあって、一番大きな謎の真相に結びついていて、よく出来た1冊だと思う。
読了日:06月25日 著者:米澤 穂信

戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)
再読。敵の重要拠点に単身降下した機械化兵ヴァロワが見たのは、美しい自然と、敵のロボット兵ガダルバと、何も知らない少女マリア。『楽園』での3人の日々が始まる。後から思い出して切なくなる季節には、やはり夏が似合う。本は薄く、3人しか登場しないのに、中身は濃い。感情が、判断を鈍らせる『誤差』に過ぎなくとも、大事にしたい。
読了日:06月26日 著者:長谷 敏司

天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫)天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫)
再読。辺境惑星の女子高に潜入した暗殺者フリーダを待っていたのは、無垢な同居人アリスだった。『円環少女』はドS幼女ヒロインに馴染めず1巻で挫折したが、長谷作品の、心情変化の執拗な描写は好きだ。ただ本書は、その他大勢キャラが馬鹿過ぎるというか、集団の中の個々人が人格持ってるように見えないのが不満。フリーダやアリス他、主要キャラ達の信念のぶつかり合いは、各々に理があって考えさせられる。お気に入りは、アリスの友人の令嬢レイチェル。『楽園』の1500年前の世界とのこと。
読了日:06月27日 著者:長谷 敏司

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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【2012/07/11 21:49 】 | 本関係 | コメント(0)
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