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【小話】待惚

 農夫が黍畑を耕していたとき、跳んで出てきた兎が、畑の隅にあった木の切り株にぶつかった。
(しめしめ、今夜はご馳走だ)
 しかし、兎の体が鋼鉄のように硬く、切り株を破壊して跳び去っていったため、農夫は夕飯をゲットできなかった。これを、獲らぬ兎の皮算用と呼ぶ(違)。

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【2022/12/16 06:40 】 | 小話 | コメント(0)
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