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2024年7月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1744
ナイス数:420


ふらいんぐうぃっち(13) (少年マガジンKC)ふらいんぐうぃっち(13) (少年マガジンKC)感想
表紙カラフルで綺麗ー。提灯が、本編に出てこないのは残念だが(苦笑)。千夏ちゃん誕生日会の裏で、ハマベー大活躍。マンドレイクちゃんの出番がこの回しかないのが淋しい……。大サバト候補地に選ばれた青森と、他候補地の誘致合戦。妨害工作、そこまでやるかー。しかし茜、飲んだくれだが魔法は天才だよねぇ。視察に来たヘルツさんの衣装が超好き。林檎農家の父は鹿と戦う。収穫した林檎を使って、杏子ちゃん母に教わってギフトアップル作り。魔法で猫耳シッポ杏子ちゃん、超可愛い! 次巻は杏子ちゃんの魔女初仕事かー、一年後が楽しみだなぁ。
読了日:07月02日 著者:石塚 千尋

三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)感想
危機紀元初期。「面壁計画」の裏で、程心が立案した「階梯計画」が実行された。彼女は人工冬眠を経て、暗黒森林の抑止下で目覚める。帯には三体vs地球最終決戦と書いてあるが、これ1冊でそれどころではなくなる超速展開。羅輯登場は嬉しいが、彼には妻子と平凡に生きててほしかったな。あえて下巻を同時購入しなかったので、安全通知について考える。II冒頭の葉文潔エピの重要度から類推して、III冒頭の楊冬エピも絶対重要な筈だが、推理にどう使えばよいか解らない。地球周囲を徹底的に防御する手段は思いついたが通知できないしなぁ……。
読了日:07月07日 著者:劉 慈欣

三体3 死神永生 下 (ハヤカワ文庫SF)三体3 死神永生 下 (ハヤカワ文庫SF)感想
雲天明の3つの御伽噺は、人類に何を示すのか。できれば月刊連載で、ここで一月待たされて考えたかった(笑)。程心は(階梯計画以外は)「何かをしないこと」を選択しがちで、私はウェイドのが好きなんだけど、とはいえ程心、一人でいろんなもの背負わされ過ぎだよね。三体世界は安全通知方法知ってるのに実行しなかったのは、彼らは自分の星系に残っても未来がないからか。私たちの星。次元が3つである理由をこう説明してくるとは。時空スケールの壮大さに、読了後しばらく、自分の目の前の物の現実感がなかった。最後は小さな太陽で締めくくり。
読了日:07月13日 著者:劉 慈欣

サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)感想
都知事選5位のAIエンジニア候補者が、SF作家でもあると知り購入。2029年、レベル5自動運転車がカージャックされ、犯人と人質(自動運転アルゴリズム開発者)と爆弾を乗せて首都高を周回。犯人の目的は何か。2022年の受賞作。もう少し経ったら"SF"じゃなく普通のサスペンスとして通用しそうなくらい、今と地続きで、事件を解決しようとする刑事パートも面白かった。直前に読んだのが時空スケールでか過ぎる『三体III』なので、落差激しかったけど(苦笑)。自動運転は人を救うのか、大きなトロッコ問題。本書後の未来が見たい。
読了日:07月19日 著者:安野 貴博


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【2024/08/03 15:45 】 | 本関係 | コメント(0)
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