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【小話】林檎

 『最も美しい女神へ』と書かれた林檎が、神々の酒宴に投げ込まれた。
「私のよ」
「いいえ、私よ」
 ヘラ筆頭に女神たちが言い争うのを、ゼウスら男神は呆れ顔で見る。そこに、2個目の林檎投下。
 『最も女性にモテる男神へ』
「俺だ」
「いや、儂だ」
 凄絶な争奪戦が繰り広げられた。

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【2024/09/06 08:13 】 | 小話 | コメント(0)
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