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【小話】林檎2

 『最も美しい女神へ』と書かれた林檎が、神々の酒宴に投げ込まれた。
「私のよ」
「いいえ、私よ」
 ヘラ筆頭に女神たちが言い争うのを、ゼウスら男神は呆れ顔で見る。そこに、2個目の林檎投下。
 『最も自己顕示欲が激しい女神へ』
「貴女のよ」
「いいえ、貴女よ」
 押し付け合った。

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【2024/09/07 12:35 】 | 小話 | コメント(0)
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