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【小話】林檎4

 『最も美しい女神へ』と書かれた林檎が、神々の酒宴に投げ込まれた。
「私のよ」
「いいえ、私よ」
 ヘラ筆頭に女神たちが言い争う。ところでその酒宴は、女神テティスの結婚式。
「今日一番美しいのは花嫁の私よ!」
の主張には他の女神も反論し難く、林檎はテティスの物となった。

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【2024/09/13 06:31 】 | 小話 | コメント(0)
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