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【小話】林檎

 『最も美しい女神へ』と書かれた林檎が、神々の酒宴に投げ込まれた。
「私のよ」
「いいえ、私よ」
 ヘラ筆頭に女神たちが言い争う。そこに、2個目の林檎投下。
 『林檎をかじると歯茎から血が出る女神へ。男神も可』
 参加していた全ての神々の間で、押し付け合いが繰り広げられた。

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【2024/11/04 06:42 】 | 小話 | コメント(0)
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