忍者ブログ
【小話】満月3

 とある栄華を極めた男が祝宴で、満月を見ながら言いました。
「この世界は、私の物のようだ。あの月に欠けたところがないように、私の意のままにならぬものはない」
 都の外から遠吠えが聞こえます。
「……狼男が変身したようですが」
「イ、意のままの想定内ダヨ?」
 絶対嘘です。

拍手[0回]

PR
【2024/11/17 13:02 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】隆家 | ホーム | 【小話】満月2>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>