とある栄華を極めた男が祝宴で、歌を詠みました。「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」 返歌を求められた参加者が断り、皆で望月の歌を唱和します。「この世をば」「わが世とぞ思ふ」「望月の」「ぺったんぺったん」「おい、誰だ餅をついているのは」
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