保元の乱で破れた崇徳院は、配流先の讃岐で崩御。墓参りにきた西行法師の前に、院の亡霊が現れて言いました。「平家に、足の小指をぶつけたり字を書き間違えたりする呪いをかけるつもりだが、呪う内容のストックが足りぬ」「……院が、みみっちくなられた」 西行が嘆きました。
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