![]() 職場本棚、2016年刊。カッシーニとか惑星探査機の成果を読みたかったので、探してたのこれだよ! の内容。冒頭と真ん中のカラー口絵の写真も綺麗で、贅沢言えば、本文で該当箇所に来た時に、口絵何番参照と書いてほしい。水、金、地+月、火、木、土、天、海。小惑星、彗星、惑星間塵、流星、太陽系外縁天体。探査機などプロの成果と、肉眼や望遠鏡での普通の観察の方法と、両方載っていて盛り沢山。第一次南極越冬隊が観測して以降、幻だったほうおう座流星群の58年ぶりの観測の話が面白かった。あと「惑星X」「第9惑星」の探査も楽しい。 読了日:12月12日 著者:渡部潤一・渡部好恵 ![]() 職場本棚、2003年刊。90年代の系外惑星発見ラッシュを受け。それまで太陽系だけ考えてた惑星形成のモデル、太陽系とホット・ジュピターやエキセントリック・プラネット全部を説明できるか? と理論家たちが乗り出すのが、情報は古いけど面白い。地球には大きな衛星があるから、自転軸の移動が抑制される(金星とかもっと派手に軸ブレる)→気候の大変動が少ない→生命進化の時間が稼げる。ってのが、今までで一番納得した月のメリット。「重元素比の高い恒星で惑星ができ易い」VS「惑星がある恒星の重元素比高くなる」はもう決着したかな。 読了日:12月21日 著者:井田 茂 読書メーター PR |
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