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2025年1月の読書メーター
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読んだページ数:191
ナイス数:375

三陸海岸大津波 (文春文庫)三陸海岸大津波 (文春文庫)感想
明治29年(1896)の津波、死者26,360名。昭和8年(1933)の津波。著者が三陸を聞き歩いた1970年に明治の体験者が存命で、今住んでいる家まで波が来たという高さが凄まじい。両地震で壊滅的被害を受けた田老町の、昭和8年の子供たちの作文の淡々とした恐ろしさ。解説の高山氏が田老町出身の議員について述べた〈あの議員の家系は二度の大津波で辛うじて生き残ったひと握りの人だったのか〉という言葉に、三陸の人々は皆〈ひと握りの人〉の子孫なのかと思う。昭和35年(1960)のチリ地震津波。揺れがなくとも津波は来る。
読了日:01月18日 著者:吉村 昭


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【2025/02/10 20:27 】 | 本関係 | コメント(0)
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