忍者ブログ
【小話】短冊3

 内裏の梅が枯れ、村上天皇は紀貫之の娘・紀内侍の家の梅を移植させました。天皇が枝に結んであった短冊を開くと、和歌が書いてあります。
『毎年巣作りしていた鶯が来たら行先を教えます(意訳)』
 鶯が飛んできて「梅カエセーッ!」と鳴くので、天皇は紀家へ再移植させました。

拍手[0回]

PR
【2025/05/04 11:48 】 | 小話 | コメント(0)
<<2025年4月の読書メーター | ホーム | 【小話】序文>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>