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【小話】終日5

 与謝蕪村が、丹後の海を見て俳句を詠みました。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
 春の浅瀬で終日(ひねもす)、湖に住むサケ科の淡水魚のはずの魚が、どういうわけか、ちゃぷちゃぷ泳いでいます。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。
「春の海ヒメマスのたりのたりかな」

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【2025/05/10 08:50 】 | 小話 | コメント(0)
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