与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。「春の海ひねもすのたりのたりかな」 海辺の家で終日(ひねもす)、暇な人が朝から酒を飲んだり、寝たり起きたりゴロゴロしたり、また飲んだりしています。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。「春の海ひねもすのんべんだらりかな」
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