与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。「春の海ひねもすのたりのたりかな」 海を見下ろす高台で終日(ひねもす)、どこかの高校か大学の山岳部員が、神社の参道の長い階段でトレーニングしています。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。「春の海ひねもす登りくだりかな」
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