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【小話】狢3

 夜、紀伊国坂で、うずくまってしくしく泣いている女性がいた。
「どうしました?」
と声をかけると、女性が顔を上げる。その顔は、卵のようにつるんと何もない。
「何だ、お前か」
「同業者は近くに来ないでよ」
 もう一人ののっぺらぼうは、離れた場所で蕎麦の屋台を出すことにした

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【2026/03/23 06:47 】 | 小話 | コメント(0)
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