忍者ブログ
【小話】注文2
 日の暮れかかった山奥で、古民家風の立派な郷土料理店を見つけた。
 入口に「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」と書いた札が下がっているが、暖簾の隙間から見えた店内で、和装で白髪の老婆が包丁を持って舌なめずりしているので、決して入りたくない。


拍手[0回]

PR
【2013/03/26 00:02 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】注文3 | ホーム | 【小話】注文>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>