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2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:5033ページ
ナイス数:417ナイス



パパ、お月さまとって!パパ、お月さまとって!感想
遊学館。小林一茶「名月を取ってくれろとなく子哉」を連想し、世界中どこの子供も同じなんだなーと思いつつ読んでいたら、モニカのパパ凄い(汗)。本当に取ってくれるとは。
読了日:6月1日 著者:エリック カール

ほしにむすばれて (えほんのもり)ほしにむすばれて (えほんのもり)感想
遊学館。絵がとにかく綺麗。夕焼け空、一面の天の川。祖父から母へ、息子へと受け継がれる宇宙への憧れ。恋人に星の名前を教えたけれど、恋人は僕の顔ばかり見ていて星を覚えなかった、というくだりにちょっと笑った。
読了日:6月1日 著者:谷川 俊太郎

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?―かがくたんていだんねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?―かがくたんていだん感想
遊学館。三歳娘が読むには難しすぎる内容(月は遠くにあるから動かない等)だが、可愛らしいクマ3兄弟がバスに乗ったり、新幹線で月へ行ったりするのが好きみたい。
読了日:6月1日 著者:きむら ゆういち,やました こうへい

おひさま あははおひさま あはは感想
遊学館。低年齢向けみたいだけれど、あまりにもみんなが笑っているので、眺めているだけでニコニコしてくる。魚の笑いっぷりが良い。
読了日:6月1日 著者:前川 かずお

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)感想
遊学館。雲がお月様の顔を隠したとき、三歳娘が本気で「くもさん、だめ!」と怒った。
読了日:6月1日 著者:林 明子

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)感想
職場本棚。『日の名残り』は既読。介護人キャシーが語る、育った施設ヘールシャムや、親友トミーやルースとの思い出。読後に冒頭に戻り、最初に読んだ筈なのに、キャシーがまだ31歳で驚いた。濃密で、大切なものが過ぎ去ってしまった人生。“真剣に愛し合うカップル”が優遇されるなんて条件が曖昧で、社会的に有用な職業とかじゃないのかと思ったが、彼らの人生に、有用になれる選択肢がそもそも無いと気付く。ルースとトミーとキャシーの三角関係が恋愛感情だけならまだ良いが、〈猶予〉を得る動機もあったかもと考えると重い。救いのない物語。
読了日:6月2日 著者:カズオ・イシグロ

マギ 13 (少年サンデーコミックス)マギ 13 (少年サンデーコミックス)感想
後輩所有。ああ、紅玉ちゃんが健気で可愛いなぁ。でも、戦闘(手合せ)になると、やっぱり、沸点の低そうな顔になるのか(笑)。仲良くなるアリババと紅玉、仲良くなるモルジアナと白龍。シンドリアから旅立つが、魔法道具を大量に持つ海賊団「大聖母」と戦うことに。なんというか、主要キャラ全員、家族と縁の薄い育ち方をしてきた人ばかりなんだなぁ。
読了日:6月11日 著者:大高 忍

マギ 14 (少年サンデーコミックス)マギ 14 (少年サンデーコミックス)感想
後輩所有。海賊団「大聖母」と決着。顔も覚えていない母親、幼時に亡くした母親よりも、ずっと身近にいて憎んでいる母親のほうが、そりゃ呪縛は強いだろう。アリババみたいに、相手を恨まない生き方は難しい。白龍とモルジアナのシーンは、何度読み返してもニヤニヤする。みんなと別れ、アラジンはマグノシュタットに到着。学院生活、キツそうだけど楽しそうだ。
読了日:6月11日 著者:大高 忍

マギ 15 (少年サンデーコミックス)マギ 15 (少年サンデーコミックス)感想
後輩所有。レームに到着したアリババだが……いろいろと酷い目に遭ってるな(苦笑)。アリババとカシムはやっぱり親友。シェヘラザードとユナンが遂に登場。煌帝国皇帝が崩御して、世界はだんだんキナ臭く。白龍母・玉艶怖えぇ。白龍、目の前に明確な恨む対象がいるから、“運命”を恨んで堕転することがなくて、今は却ってよいのかもれない。
読了日:6月11日 著者:大高 忍

マギ 16 (少年サンデーコミックス)マギ 16 (少年サンデーコミックス)感想
後輩所有。マグノシュタットで2学年になったアラジン。新たな友人(?)、ティトス。マグノシュタットの国民生活に隠された秘密。ムスタシム王政時代の生活は、幼かったドゥニヤには責任はないだろうが、実情はどうだったんだろうなぁ。マガメット学長も決して悪人ではなく、何か事情がある模様。次巻で明かされるであろう事実に期待。
読了日:6月11日 著者:大高 忍

おほしさま かいて!おほしさま かいて!感想
遊学館。『パパ、お月さまとって!』と同著者だが、私はこちらが好き。絵描きが描いた星から始まる天地創造。やはり夜空の表現が綺麗。最初に「おほしさまかいて」と言ったのは誰だろう。
読了日:6月16日 著者:エリック カール

お月さまってどんなあじ?お月さまってどんなあじ?感想
遊学館。月を食べてみたいと思った亀が山に登って、象を呼んで。亀の上に象が乗るのは、逆が良いと思うんだ。大きなかぶ的な展開だが、最後の魚のオチに笑った。
読了日:6月16日 著者:マイケル・グレイニエツ

ゴーリューの空ゴーリューの空感想
遊学館。タイトルだけみて外国の話かと思いきや、江戸時代の豊後国の天文学者、麻田剛立(あさだごうりゅう)の前半生を描いた絵本。少年時代に影を観察して、太陽の運動に関心を持つ。長じて、当時の暦に載っていなかった日蝕を予言。
読了日:6月16日 著者:鹿毛 敏夫

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)感想
電脳空間への没入能力を失って荒んだ生活のケイスは、能力再生を代償に、謎の男アーミテジに雇われる。相棒はモリイ。仕事内容、アーミテジの過去、そして真の黒幕。最初は意味不明な用語続出で大変だが、読み進めば慣れてくる。というか、誰も説明してくれないので慣れるしかない(『攻殻機動隊』だと、欄外で著者が説明しまくりだが)。ニューロマンサーや冬寂(ウィンターミュート)等、とにかく言葉が格好いい。アーミテジの人生は悲惨だ。極彩色に光る電脳空間をイメージしながら読んでいたのに、読後に印象に残るのは、灰色の砂の薄暗い浜辺。
読了日:6月18日 著者:ウィリアム・ギブスン

攻殻機動隊 (1)    KCデラックス攻殻機動隊 (1) KCデラックス感想
再読。犯罪者・テロリストらを電脳戦や武力行使で積極的に排除する、草薙素子少佐率いる公安9課、通称・攻殻機動隊。劇場版第1作(但し英語版、日本語字幕付)鑑賞後に購入。ひたすらシリアスな映画と比べるとギャグシーンが多く、落差に戸惑ったが、読み始めればおきゃんな素子も可愛い。しかし、相手が子供だろうと言うことはシビアだ。「何が望みだ? 俗悪メディアに洗脳されながら種(ギム)をまかずに実(フクシ)を食べることか? 興進国を犠牲にして」巻内の経過時間は1年半強だが、トグサがだんだん新人でなくなっていくのが良いよね。
読了日:6月19日 著者:士郎 正宗

攻殻機動隊 1.5攻殻機動隊 1.5感想
再読。草薙素子少佐が去ったあとの公安9課が日常的に対処する事件4つ、「FAT CAT」「DRIVE SLAVE」「MINES OF MIND」「LOST PAST」。まぁ、素子不在とはいえ、ゲスト的に絡んではくるのだが。義体を変えれば顔も声も違うだろうし、別名を名乗るし、この世界の個人識別ってどうすれば良いのだろう。9課の面々は、それでも言動で素子だと分かるけれど。再会してちょっと浮かれ気味のバトーが可愛い。サイトー狙撃回のみ、掲載誌上で既読。2003年購入の本の付録CD-ROM、初めて再生したよ(笑)。
読了日:6月20日 著者:士郎 正宗

攻殻機動隊 (2)    KCデラックス攻殻機動隊 (2) KCデラックス感想
再読。1巻から4年後。表面的な事象としては、ポセイドン社の荒巻素子が、社に対し破壊活動を行う電賊と情報戦を繰り広げる話。しかし、何回読んでも背景を理解できた気がしない……。巻内経過時間は1日だが、臓器工場襲撃から事態が目まぐるしく進展し、最後、当事者同士は納得し合ったようだが何が解決したの(泣)。「夢はみる?」「実現可能な努力目標の事? それとも俗に言うただ待ち過ぎ去る理想の事?」「何をもって自己実現と?」「今この瞬間が長・短期的に最善の選択ならその積み重ねは最善の生では?」「だから死も受け入れられる?」
読了日:6月20日 著者:士郎 正宗

マギ 17 (少年サンデーコミックス)マギ 17 (少年サンデーコミックス)感想
後輩所有。「魔導士が何のためにこの世に生まれたか」の答えが、世界観に立脚するものではなく、単に学長の解釈でしかないのが残念。魔導士・非魔導士が生物的に同種(通婚・繁殖可能)という事実に目を瞑れば、非魔導士を別種と見做す学長の姿勢は筋は通っている。妻も娘も魔導士だったのが思想が偏る一因かなぁ。マグノシュタットとレーム開戦。戦況がどちらに転ぶにせよ、ティトスに助かる術はあるのか。上級魔道士の方々カッコいい。アリババも精悍になった。モルジアナはどこだ(汗)。
読了日:6月21日 著者:大高 忍

20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女 (河出文庫)20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女 (河出文庫)感想
再読。ティプトリーJrの表題作、ウルフ『デス博士の島その他の物語』、ラス『変革のとき』、ル・グィン『アカシア種子文書の著者をめぐる考察ほか、「動物言語学会会誌」からの抜粋』、ヴァーリイ『逆行の夏』、ビショップ『情けを分かつ者たちの館』、プリースト『限りなき夏』、ベイリー『洞察鏡奇譚』、ラファティ『空』、ライバー『あの飛行船をつかまえろ』、マーティン『七たび戒めん、人を殺めるなかれと』。ル・グィン目当てで買ったが題が長い。一読では意味がわからない話がちらほら。『デス博士』が最高だった。あと『洞察鏡』も好き。
読了日:6月23日 著者:ジェイムズ・ジュニア ティプトリー,アーシュラ・K. ル・グィン

鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)感想
大学時代に友人に借り、古本購入で再読。地球上の宇宙人居住区で起きた宇宙人殺人事件を、地球人のベイリ刑事と、宇宙国家製ロボット・ダニールのコンビが捜査する。SF+ミステリが可能と知って目から鱗が落ちまくった作品。何かが不可能である状況(本書の場合ロボット三原則や、宇宙人・地球人双方の心理的特性の差異など)をきちんと設定すれば良いんだね! 犯行手段は解明時の印象が強烈だったので覚えていたが、犯人と動機は完全に忘れていた。奥さん割と面倒臭い。ベイリは職務に対する姿勢は頑固だが、事実を受け入れることに物凄く柔軟。
読了日:6月24日 著者:アイザック・アシモフ

はだかの太陽 (ハヤカワ文庫 SF 558)はだかの太陽 (ハヤカワ文庫 SF 558)感想
大学時代に友人に借り、古本購入で再読。『鋼鉄都市』コンビ再登場しか覚えていなかった。惑星ソラリアで殺人事件発生。地球から派遣されたベイリ刑事が、ロボットのダニールとともに捜査する。本書のダニールは世話係ではあるが、捜査面では割とベイリの邪魔をしていた気がしなくもない。異なる文化の衝突、地球人とソラリア人の物の考え方の違いを、ベイリがソラリア人たちと対談して理解していく過程が面白い。理解しないと解決できないからね。ソラリア人の「眺める」と「見る」の使い分け、英語だとどう書くのか。ラストの力強い一文が印象的。
読了日:6月24日 著者:アイザック・アシモフ

ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
後輩所有。1991年、ゲームだけが取り柄の小学6年・矢口ハルオがゲームセンターで、同じクラスのお嬢様・大野晶と出会う。読み始めたときは、人物が妖怪みたいで受け付けない絵だと思ったのに、1巻が終わる頃には、大野がめちゃくちゃ可愛く思えてきたぞ。91年当時、私が中学生、ゲーマーの兄が高校生。スペースハリアー、PCエンジン、源平討魔伝、なんつー懐かしい単語続出の漫画だ。兄が家庭用ゲーム機でプレイするのを後ろで見てた。ストIIはアーケード筐体は知らないけれど、メガドライブで遊ばせてもらったし。
読了日:6月28日 著者:押切 蓮介

ハイスコアガール(2) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール(2) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
後輩所有。1993年、矢口ハルオ中学2年。大野不在でもゲーム道に邁進するハルオに、クラスメイトの日高小春が思いを寄せ始める。餓狼伝説、サムライスピリッツ、バーチャファイター、ワールドヒーローズ、ああ懐かしい(私は家庭用ゲーム機に移植されて兄が買ってから存在を知るので、漫画よりタイミングが遅いと思うが)。日高、ものすごく努力しているのだけれど、大野一筋のハルオには全然気づいてもらえなくて、少々気の毒。そして3年になり、中学にやってきた転入生。
読了日:6月28日 著者:押切 蓮介

ハイスコアガール(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
後輩所有。1994年、矢口ハルオ中学3年。日本に帰ってきた大野晶と再会するが、大野は何か怒っているようで。宮尾はいい友達だ。受験勉強に打ち込み始めた頃から、ハルオがカッコよく見えてきたじゃないか。ところで、ウチの兄も、自宅に筐体が欲しいと言ってたなぁ……。兄はゲーマー、私はアニメファン。ストII、映画も観に行ったし、TVアニメも見たぞ。餓狼伝説のTVアニメも見たし。あの頃のゲーム→アニメの進出は凄かったなぁ。
読了日:6月28日 著者:押切 蓮介

テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)感想
最終巻。シリーズ中盤から風呂異文化交流コメディではなくなったが、ルシウスとさつきの恋の行方に綺麗に決着がついたから良しとする(現代日本のゴタゴタは一切解決していない気がするが、本筋じゃないし)。ハドリアヌス帝の最期に普通に感動してしまった。この巻、笑うところがないぞ。言葉が通じないのに全然動じないさつきの爺ちゃん凄い。
読了日:6月29日 著者:ヤマザキマリ

マホロミ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)マホロミ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
建築家の大学1年・土神(にわ)東也は、建築家だった亡き祖父の家に越した直後、解体中の洋館で幻を見る。そこで出会った謎の少女は、彼が見たものは建物が持つ記憶だと言う。建築にせよ服装にせよ、冬目さんが描くレトロは美しい。冬目作品の主人公は、ミステリアス美少女といい雰囲気にはなるけれど成就しない話が多い気がするので、頑張れ土神くん。バイト先の人物紹介の「趣味:コンクリート」「趣味:木造軸組」が好き。趣味なのか(笑)。
読了日:6月30日 著者:冬目 景

マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
表紙が素敵。土神東也が出会った美少女・深沢真百合。東也の故祖父と、真百合の故祖母は知人だったらしいが、どういう関係なのか。祖父と不仲だった父、父と折り合いの悪い東也。東也の妹・菜南の「繋がってるんだよ。生きてるあたしたちに、そうやって影響してるんだよ」は至言。結婚前の忘れられない恋愛があるのは構わないけれど、(東也の祖父がどうだったかは不明だが)現在の結婚生活は肯定してくれないと、その結婚によって生まれた子世代は歪むんだよ。“祖父母の純愛”みたいな受け止め方は難しい。
読了日:6月30日 著者:冬目 景


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【2013/07/11 05:55 】 | 本関係 | コメント(0)
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