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【小話】背負
 ちょっとした思いつきでお袋をおんぶしたところ、予想外に軽くて驚き、三歩も進むことができなかった。お袋も年だなぁ、と涙ぐむ。
 背中からも赤子みたいな泣き声が聞こえてきて、まるで石のように重くなった。しまった、お袋じゃなくて子泣き爺だったか。俺を圧死させる気か。


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【2013/09/25 00:01 】 | 小話 | コメント(0)
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