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【小話】労働
 働いても働いても、全ての人々を救済するという私の仕事に終わりは来ず、決して楽になることはない。
 じっと手を見ようかと思ったが、数が多くてどの手を見たらよいか分からないし、全ての掌に目があるので目と目が合ってしまう。諦めよう。
 申し遅れたが、私は千手観音である。


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【2013/09/30 00:02 】 | 小話 | コメント(0)
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