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【小話】精霊2

 お盆に精霊馬を作ることにした。
 キュウリに爪楊枝を刺して作る馬は、上手にできたと思うんだ。問題は牛。
 つい出来心で丸ナスを買ってきてしまったため、胴体がボール状。爪楊枝4本で立たせることはできたが、背中が丸過ぎて、ご先祖様が乗るのが難しいんじゃないかなぁ……。

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【2026/03/01 19:31 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】雀子3

 小林一茶が、偉い人が乗った馬が通る前に人払いしているのを見て、詠みました。
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」
 半人半馬のケンタウロスが、ヘラクレスの妻を誘拐し爆走します。無論ケンタウロスが悪いですが、ヘラクレスが矢を射ち始めたので、一茶は慌てて逃げました。

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【2026/02/28 11:35 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】雀子2

 小林一茶が、偉い人が乗った馬が通る前に人払いしているのを見て、詠みました。
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」
 馬に変身した女神デメテルが逃げ、女神を口説きたいポセイドンも馬の姿で追います。一茶が呟きました。
「神の恋路を邪魔する者は、馬に蹴られてマジで死ぬ」

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【2026/02/27 06:33 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】精霊

 お盆に精霊馬を作ることにした。
 キュウリに爪楊枝を刺して作る馬は、上手にできたと思うんだ。問題は牛。つい出来心で『博多長なす』を買ってきてしまったため、胴体が超長い。
 爪楊枝4本で支えるのが不安で足を増やしたんだが、スレイプニルの牛バージョンって存在するかな。

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【2026/02/26 06:30 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】雀子

 小林一茶が、偉い人が乗った馬が通る前に人払いしているのを見て、詠みました。
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」
「キャーッ、デュラハンよ!」
「コシュタ・バワーだ!」
 首無し馬の引く黒い馬車が無音高速走行してきて、雀の子どころか人間も逃げます。一茶も逃げました。

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【2026/02/25 06:29 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】算盤

 オーストラリア・タスマニア島に住むタスマニアデビルが、仲間に言いました。
「俺、やってみたい習い事があるんだ」
「習い事?」
「『一円なり、二円なり』って読み上げられるのを、算盤でひたすら足したい」
「足すマニアだね」
 タスマニアバン(鳥)も同意して、握手しました。

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【2026/02/24 06:28 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】目抜

 馬に乗って目抜き通りに行こうとしたところ、激しく乗馬拒否された。
「おい、どうした。何でそんなに暴れるんだよ」
 宥めようとすると、馬が叫ぶ。
「だって、そこに行ったら目を引っこ抜かれるんでしょ!? 怖い!」
 ただの繁華街であって、『生き馬の目を抜く』通りではない。

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【2026/02/23 17:44 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面7

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 侵入した家の寝室に、魚の大きな写真が飾ってあった。「ウマヅラハギ」という名に、親近感が涌く。それはそれとして、住人に息は吹く。

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【2026/02/22 14:09 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面6

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 近年は戸を開けて寝る家が減ったので、新規開拓を検討。キャンプ場のテントはどうだろう。閉まっていても、鍵はかかっていないと思う。

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【2026/02/21 18:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面5

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 窓を開けて寝る家を久々に発見、早速侵入すると、先客の妖怪・枕返しと目が合った。「ベッドの下の男」もいる。この家、集まり過ぎだ。

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【2026/02/20 06:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面4

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 だが近年は戸を開けて寝る家が減少。仕方なく、エアコン室外機に向かって息を吹きかけてみたが、中の様子が見えないので効果は不明だ。

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【2026/02/19 06:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面3

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 だが近年は戸を開けて寝る家が減少。冬の侵入の名人にも聞いてみた。
「そもそも、日本は煙突が少なくて困る」
 みな苦労しているようだ。

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【2026/02/18 07:03 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面2

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 近年の夏は猛暑で、閉め切ってエアコン使用の率が高い。春なら侵入できるかも、と思ったが、花粉症対策で密閉厳重だった。駄目じゃん。

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【2026/02/17 07:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬面

 俺は馬面(うまづら)。人身馬頭の妖怪だ。夏の夜に戸を開け放している家に侵入し、睡眠中の住人に毒気の息を吹きかけて、体調を崩させる。
 しかし近年、防犯やエアコンの関係で、開け放して寝ている家が少ない! マンション高層階を狙うため、ボルダリングの習得を検討中だ。

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【2026/02/16 07:00 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬子

 古墳時代。蘇我馬子が、物部守屋が緊張でぶるぶる震える姿を見て、悪口を言いました。
「鈴をつけたら、よく鳴って面白かろう」
 守屋が言い返します。
「そっちこそ、贅沢な衣服で立派に見えてるだけの、『馬子にも衣装』のくせに!」
 蘇我馬子は「うまこ」で、諺は「まご」です。

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【2026/02/15 13:52 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】駅名

 馬が集まり、早押しクイズ大会を開きました。
「駅名を答えてください。『馬喰町』読み方は?」
 ピンポン。
「ばくろちょう!」
「正解!」
 JR総武線快速です。
「『馬出九大病院前』読み方は?」
 ピンポン。
「まいだしきゅうだいびょういんまえ!」
「正解!」
 福岡市営地下鉄です。

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【2026/02/14 10:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬車

 舞踏会に行きたいシンデレラの前に現れた魔法使いは言いました。
「カボチャを一つと、二十日鼠6匹を用意しなさい」
「二十日鼠はいないので、替わりに蜘蛛でも良いでしょうか」
「……足8本のスレイプニルに引かれた馬車でお城に乗り付けたら、大騒ぎになるでしょうねぇ……」

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【2026/02/13 06:57 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】検索

 小人の国、巨人の国、空飛ぶ島などから戻ったガリバーが次に訪れたのは、知的な馬が治める国。その国には野蛮な猿のような生物、ヤフーがいます。ガリバーが、偉い馬に尋ねました。
「あなたたちはグーグルですか」
「検索サイトではない」
 馬の種族・国の名前はフウイヌムです。

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【2026/02/12 06:29 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】天空

 小人の国リリパット、巨人の国ブロブディンナグから戻ったガリバーが次に訪れたのは、科学が発達した空飛ぶ島ラピュータ。到着したばかりのガリバーが話しかけられました。
「40秒で支度しな」
「支度って何を? あなた誰?」
 ラピュータ人ではなくて、空中海賊だと思います。

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【2026/02/11 08:28 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巨人

 小人の国リリパットから戻ったガリバーが次に訪れたのは、巨人の国ブロブディンナグ。ここではガリバーが小人で、見世物かペットのような扱いです。巨人がガリバーに提案します。
「大リーグボール養成ギプス着けてみない?」
「着けません」
「卓袱台返さない?」
「返しません」

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【2026/02/10 06:16 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】競馬3

 依頼を受けて事件現場へと向かう列車内で、探偵は友人の医師に語った。
「状況を整理するために、君に説明してみよう。来週のレースに出走する予定の有名な馬が、行方不明になった」
「ロシナンテかな?」
「ドン・キホーテの馬は老馬だから、全力疾走しないほうが安全だろうね」

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【2026/02/09 06:15 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】有袋3

 カンガルーが、ウォンバットやコアラなど仲間たちを集めて、言いました。
「全世界有袋類協会の会長を、勇退しようと思います」
「そんな会、あったんだ……」
「初耳」
「次の会長は、君だ!」
「えっ!」
 いきなり指差されたタスマニアデビルが、驚きのあまり、幽体離脱しました。

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【2026/02/08 07:13 】 | 小話 | コメント(0)
2026年1月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:224
ナイス数:347


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【2026/02/07 13:35 】 | 本関係 | コメント(0)
【小話】首無

 首無し騎士デュラハンに質問しました。小脇に抱えた首が答えます。
「デュラハンが乗る馬や馬車を引く馬、首ありと首無し、両方見ます」
「はい」
「首が無い場合、手綱をつけられないと思うんですが、どうやって制御するんですか」
「……テレパシーかな?」
 首が首を傾げました。

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【2026/02/07 13:26 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】念仏

 馬の耳に向かって、南無阿弥陀仏と念仏を唱えてみた。
 心地よい春風も意に介さないように、念仏も聞き流されると思っていたが、毎日お寺の門前に繋がれているせいか、何となく聞き覚えたらしい。
「ヒヒヒヒヒヒヒン(南無阿弥陀仏)!」
と、習わぬ経を読んだ。経だろう、多分。

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【2026/02/06 06:24 】 | 小話 | コメント(0)
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