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【小話】死馬
 死馬の骨を買う。
 明君を自負する王のもとに、詐欺師が死んだ馬の骨を売りつけに来た。凡人にとってはただの骨だが、賢人の前には名馬が姿を現すという。王は口車に乗せられて、骨を買った。賢いと自惚れる者ほど、他人に騙され易いことの喩え。
 というのは、もちろん嘘である。


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【2014/01/07 00:46 】 | 小話 | コメント(0)
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