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2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3097ページ
ナイス数:307ナイス


すべてがFになる (講談社ノベルス)すべてがFになる (講談社ノベルス)感想
天才・真賀田四季博士が住む孤島の研究所。工学部助教授の犀川創平が、学生の西之園萌絵と訪れ、殺人事件に遭遇する。1996年刊、十年以上経って初めて読んだが、衝撃的で全く古いと思わなかったし、何度読んでも面白い。というか、自分が理系院生になってPCやプログラムの知識をある程度得る前に読んでいたら、多分なぜ密室なのかすら理解できない(汗)。犀川や四季の台詞が名言揃いで、いちいち格好良いが、ネタバレしそうで引用できないのが残念。同著者『スカイ・クロラ』読了後に本書を思い返すと、四季は(多分、犀川も)キルドレだな。
読了日:5月10日 著者:森博嗣

蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)感想
引っ越す後輩から1巻だけ貰って再読。「緑の座」「柔らかい角」「枕小路」「瞼の光」「旅をする沼」。学生時代、友人から借りて数冊読んだときは、「緑の座」の廉子ちゃん可愛い、と友人と盛り上がったものだ。「瞼の光」スイちゃんも可愛い。あと、何巻収録か忘れたが「筆の海」に出てくる女の子が好きだった。「柔らかい角」うん、音を四六時中聞き続けると精神削られるよね(耳鳴り13年目)。和風なんだけれどいつの時代かわからない、不思議な生き物・蟲が当たり前にいる、ハッピーエンドばかりではない、この何とも言えない世界観いいよね。
読了日:5月11日 著者:漆原友紀

冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)感想
『封印再度』まで既読だが、所有はここまで。犀川創平助教授と西之園萌絵が、大学内の他研究室の低温実験施設での密室殺人事件に遭遇。前作に比べれば犯人も動機も手段も常識的だが、理解できるだけに壮絶。夏にこんな事件が起きて、この研究室のM2は修士論文書けるのか。犀川の名言。「面白ければ、無駄遣いではない。(中略)面白くなかったら、誰が研究なんてするもんか」「役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です」
読了日:5月15日 著者:森博嗣

モノノ怪 1 (ヤングガンガンコミックス)モノノ怪 1 (ヤングガンガンコミックス)感想
引っ越す後輩から貰った。全弐巻。娘の婚礼の日、なぜ坂井家は化猫に襲われたのか? 弐巻まで読んでから壱に戻ってやっと、坂井家の人物相関と顔の見分けを理解したという……。初読時、薬売りさんと加世さんと小田島さんくらいしかわかってない(汗)。無理とは思いつつ、これオールカラーだったら背景サイケデリックで綺麗だったかもなぁ、と思う。というか、アニメを見ればいいのだろうか? お札とか天秤とか、アニメだとCGバリバリで格好よさそうだよね。
読了日:5月18日 著者:怪~ayakashi~製作委員会

モノノ怪 2 (ヤングガンガンコミックス)モノノ怪 2 (ヤングガンガンコミックス)感想
引っ越す後輩から貰った。“真”とは事の有り様、“理”とは心の有り様。“形”“真”“理”、三つを示さねば、退魔の剣は抜けぬ。明かされる、かつて坂井家で行われた非道。ラストシーンは、ちょっとだけほっとした。薬売りさんは、変身するとどこか異国の神様みたいだな。巻末おまけ漫画、小田島さんて苦労性(笑)。
読了日:5月18日 著者:怪~ayakashi~製作委員会,蜷川ヤエコ

狼と香辛料 I (1) (電撃コミックス)狼と香辛料 I (1) (電撃コミックス)感想
引っ越す後輩から貰った。原作は5巻まで既読で、本書は1巻の内容。行商人クラフト・ロレンスが旅の途中で、狼の神・ホロと出会う。文字で読んでいたときに輪をかけて、このホロの可愛さはあざといなぁ(笑)。しかもホロは、計算ずくでやってるからなぁ。ライトノベル原作でキャラは可愛いが、経済の仕組みと商人同士の騙し合いで、誰がどのように利益を得るのかを理解するのに非常に頭を使う。
読了日:5月20日 著者:小梅けいと

狼と香辛料 2 (電撃コミックス)狼と香辛料 2 (電撃コミックス)感想
引っ越す後輩から貰った。いやぁホロが可愛い。酷いくらいに可愛い(注:褒めてます)。しかし、原作既読で話を知っているからいいようなものの、ここで終わられるのは割と生殺しだな。原作1巻の内容まだ続くよ。後輩、なぜコミックス2巻で買うのをやめた……。
読了日:5月20日 著者:小梅けいと,支倉凍砂

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)屍鬼 1 (ジャンプコミックス)感想
引っ越す後輩から1巻のみ貰った。猛暑の夏、山に囲まれた外場村で発生した3人の死者。それからも、原因不明の死者は相次ぐ。村の医者・尾崎敏夫と僧侶兼作家・室井静信は原因を探るが……。いやぁ、続きが気になる。これは本当に生殺しだ。原作小説を買ってしまおうか(汗)。ところで、都会から移住してきた桐敷夫妻のファッション、これは何というか、“都会”とは方向性が違うでしょ(笑)。洋館を建てるような人には似合っているが。
読了日:5月21日 著者:藤崎竜,小野不由美

獣神演武 1 (1) (ガンガンコミックス)獣神演武 1 (1) (ガンガンコミックス)感想
引っ越す後輩から2巻まで貰った。ハガレンのアニメは見たが、荒川さんの漫画をまともに読むのは初めてかも(本書はアニメが原作だけれど)。北斗七星の星それぞれを身の裡にもつ七人の英傑。中国舞台の世界観は好みだ。しかし、主人公・岱燈の妹の頼羅ちゃん可愛いなぁ。出番少ないけど、侘姫ちゃんも可愛い。
読了日:5月22日 著者:

獣神演武 2 (ガンガンコミックス)獣神演武 2 (ガンガンコミックス)感想
引っ越す後輩から貰った。少しずつ明かされる、岱燈の過去。余計なことは言わずに気遣ってくれる劉煌は、いい友人だな。鳳星の師匠・紅英さん美人。慶狼将軍の城攻め見開きページは凄い迫力だ。まだ七星が揃っていないけれど、貰ったのはここまで……。
読了日:5月22日 著者:

BLACK★ROCKSHOOTER THE GAME (1) (角川コミックス・エース 365-1)BLACK★ROCKSHOOTER THE GAME (1) (角川コミックス・エース 365-1)感想
引っ越す後輩から1巻のみ貰った。『ブラック★ロックシューター』の動画は見たことある。西暦2032年、異星人が侵略してきたことにより滅亡間近の人類が19年後、最終兵器として黒き少女「BRS」を目覚めさせる。BRSよりも、敵側女性キャラ(ミー、シズ)がやたらに可愛い。メガネのシズお姉さま最高。オマケ漫画の生徒会長、むちゃくちゃ似合う。
読了日:5月23日 著者:TNSK

ワールドエンブリオ 1 (ヤングキングコミックス)ワールドエンブリオ 1 (ヤングキングコミックス)感想
引っ越す後輩から1巻のみ貰った。高校一年の天海陸は、廃病院で謎の化け物「棺守」と刃旗使いたちとの戦いに巻き込まれた際、不思議な繭を見つける。あとがき漫画の「女性キャラがほとんど年上というお姉さんパラダイス」「だからってメインヒロインが2歳児(?)」「バランスとったらそうなりました」にウケた(笑)。推定2歳のネーネちゃんが可愛いわー。1巻だけだと、何にも判明してないのは割と困る(汗)。というかまず、天海家の家族構成を……静流さんと陸と天音の関係がサッパリわからん。
読了日:5月23日 著者:森山大輔

My Humanity (ハヤカワ文庫JA)My Humanity (ハヤカワ文庫JA)感想
4篇収録、『地には豊饒』のみ既読。桜花乱舞するシーンは、何度読んでも凄絶に美しい。『allo, toi, toi』ITPを利用して小児性愛者を矯正する実験対象として最適なのだろうが、一生出所できない受刑者ならば、錯誤を理解しないままのほうが幸せかもしれない、とは思う。コードウェイナー・スミス『ナンシー』を読みたくなった。『Hollow Vision』ラストシーンのビジュアルが強烈。長編『BEATLESS』も読みたい。『父たちの時間』ナノマシンの自然界流出の話だが、何となく怪獣映画を読んでいる気分になった。
読了日:5月24日 著者:長谷敏司

鬼灯の冷徹(14) (モーニングKC)鬼灯の冷徹(14) (モーニングKC)感想
表紙がお香さんなのに、お香さんの出番が少なくて悲しい……。カラオケ回と美容院回に脇役的に登場しただけ? でも、デザイン回の扉絵のマキちゃんがハイパー可愛い! あと、瑞兆回で(1コマだけ)久しぶりにカッコいい白澤を見た! やってることはバカ過ぎるけど(笑)。他の瑞兆たちは、見た目はともかく性格は老成してる。美容院回扉絵の篁さんも割とカッコいいが、この回は妖怪「黒髪切り」が妙に可愛いくて好きだ。美容師はウザい(笑)。猫集会回の扉絵の鬼灯様は綺麗。学校回の茄子の昔の答案が素晴らしかった。アレは私もマルにしたい。
読了日:5月31日 著者:江口夏実


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【2014/06/08 00:30 】 | 本関係 | コメント(0)
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