
レイ・ブラッドベリ
『二人がここにいる不思議』(新潮文庫)。23篇を収めた短編集である。
『生涯に一度の夜』
『トインビー・コンベクター』
『トラップドア』
『オリエント急行、北へ』
『十月の西』
『最後のサーカス』
『ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動』
『二人がここにいる不思議』
『さよなら、ラファイエット』
『バンシー』
『プロミセズ、プロミセズ』
『恋心』
『ご領主に乾杯、別れに乾杯!』
『ときは六月、ある真夜中』
『ゆるしの夜』
『号令に合わせて』
『かすかな棘』
『気長な分割』
『コンスタンスとご一緒に』
『ジュニア』
『墓石』
『階段をのぼって』
『ストーンスティル大佐の純自家製本格エジプト・ミイラ』
ホラーが悉く不発だったのが残念……この本は、しんみりする話のほうがいいのよー。
一番のお気に入りは『トインビー・コンベクター』、“タイム・トラベラー”の話。ネタバレするので何も書けない(汗)。
次に好きなのが『ストーンスティル大佐~』。子供の頃にこういう経験したいよなぁ。
ところで、この短編集の原題は"THE TOYNBEE CONVECTOR"。邦題『二人が~』は、それはそれで本全体のカラーに合ってると思うが、表紙イラストはどう見ても『生涯に一度の夜』でしょ(汗)。いや、『生涯に~』も本のカラーには合ってるけどさぁ。
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