忍者ブログ
【小話】下駄
 浪人が毎晩逢い引きしていた娘が、実は幽霊だった。このままでは、憑り殺されてしまう。
 浪人は家中にお札を貼って立て籠もるが、夜になると、カランコロンという下駄の音が近づいてくる。
「妖怪ポストに手紙をくれたのは、貴方ですか?」
 来たのはチャンチャンコの少年だった。


拍手[0回]

PR
【2016/01/27 08:16 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】北国 | ホーム | 【小話】積雪>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>