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【小話】大蕪
 お爺さんが畑に蕪の種を撒きました。
「大きな大きな蕪になれ、甘い甘い蕪になれ」
 蕪は大きく育ちました。そろそろ収穫時期ですが、抜かれたくない蕪はどっしり腰を下ろして構えます。
「フッ、甘いな」
 そう言うと、お爺さんは畑に重機を乗り入れ、蕪の周囲の地面を掘りました。


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【2016/09/01 19:33 】 | 小話 | コメント(0)
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