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2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3886ページ
ナイス数:267ナイス


へんしんおんせん (新しいえほん)へんしんおんせん (新しいえほん)感想
小一娘が学校から借りてきた。娘、このシリーズ大好きだなぁ。犬のベスちゃんが温泉に入るとお肌すべすべになり、なすびーはビーナスに(娘は、ビーナスが何だかわからなかったようだが)。そして、八十歳のきんぞうさんは十八歳になる。若返りの泉!(違) 「もういちど せいしゅんだー!」って言われても、娘はわからないに違いない(笑)。昨日読んだ『ぺんぎんのたまごにいちゃん』も同作者だった。
読了日:1月1日 著者:あきやまただし

ドアをあけたらドアをあけたら感想
小一娘が書店で自分で選び、お年玉に貰った図書カードで購入。メインターゲットの年齢層はもう少し小さいんじゃないかと思うが、楽しそうに読んでいる。家には仕掛け絵本、持ってないからね。ページをめくると、見開き窓から少し見えていたのとは必ず違う動物の絵になって、よくできているなぁと思う。
読了日:1月3日 著者:しまだともみ

ヴァニタスの手記(1) (ガンガンコミックスJOKER)ヴァニタスの手記(1) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩から1-2巻を借りた。吸血鬼(ヴァンピール)に呪いを振り撒くと言われる“ヴァニタスの書”を探すため、地方から花の都・パリへ出てきたノエ。彼が出会った男は“ヴァニタス”と名乗り、「吸血鬼を救ってやる」と豪語する。人間と吸血鬼がかろうじて共存(?)しているっぽい世界観と、人間関係の把握に苦労したが、2巻まで行って戻ってきたらわかった(苦笑)。作中でノエも言うけれど、人の話を聞かずにバトルに突入する登場人物ばかりなのよね。ノエ本人も直情型だしなー。飛空船のデザインが超カッコいい。吸血されるシーンが色っぽい。
読了日:1月4日 著者:望月淳

ヴァニタスの手記 (2) (ガンガンコミックスJOKER)ヴァニタスの手記 (2) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩から1-2巻を借りた。「混沌(バベル)」によって書き換えられた世界。ノエの身の上と能力、少年時代のトラウマ。ヴァニタスが、書を使って吸血鬼を救う動機。2巻を読了すると、この物語を理解するための基本条件が揃うので、ぐっとわかりやすくなる。1巻で登場したジャンヌも可愛いし、ノエの幼馴染ドミニクも可愛い。吸血シーンは、吸ってる側じゃなくて吸われてる側が色っぽいんだよね。シャルラタンとかパレードとか仮面舞踏会とか、先生も、ホラーっぽくて怖い。そして、あとがき漫画で明かされる衝撃の事実! ダンテ、驚くよそりゃ!
読了日:1月4日 著者:望月淳

地球を突き動かす超巨大火山 新しい「地球学」入門 (ブルーバックス)地球を突き動かす超巨大火山 新しい「地球学」入門 (ブルーバックス)感想
2015年刊。1-2章は超巨大火山LIP掘削調査実例(シャツキー海台、デカン・トラップとオントンジャワ海台)。3章マグマの出来方の説明。中央海嶺、沈み込み帯(日本等)、ホットスポット(ハワイ等)それぞれ出来方が違う。4章、大陸移動説。LIP噴火と超大陸分裂時期の一致(噴火が先)、LIPが分裂させた? 5章、海台がプレート移動し沈み込む際で大陸化。大オントンジャワ事件。日本のみかぶ帯・三波川帯も元海台。6章LIP噴火と大量絶滅時期の一致。海洋無酸素事件。マグマ溶融曲線グラフの理解が若干難しいが、面白かった!
読了日:1月9日 著者:佐野貴司

放課後のプレアデス Prism Palette (1) (IDコミックス/REXコミックス)放課後のプレアデス Prism Palette (1) (IDコミックス/REXコミックス)感想
後輩から1-2巻を借りた。話はよくわからんが、絵は可愛い。星を見るのが好きな女子中学生すばるが、夜の学校で旧友あおいに出会い、魔法少女たちの仲間入り。まず、“ドライブシャフト”って何か説明しようよ(苦笑)。とりあえず、「会長」(プレアデス星人)が乗ってきた宇宙船が7年前に壊れて、そのエンジンの欠片を収集するのが仕事。本来別の運命線である5人が、7年前の影響で同じ世界に重なり合っているらしい。だから、すばるとあおいの間には記憶の齟齬がある。そして、展望室でだけ会う謎の少年。水着回のお団子いつきちゃん可愛い。
読了日:1月10日 著者:Anmi,ばう

放課後のプレアデス Prism Palette (2) 特装版 (REXコミックス)放課後のプレアデス Prism Palette (2) 特装版 (REXコミックス)感想
後輩から借りたが、全2巻だったのかな……? ひかるちゃん月に行く、家族との関係。実はお転婆ないつきちゃん、演劇祭の王子様とお姫様が超可愛い。あおいちゃんも似合うわー。ななこちゃんの一人旅、プレアデス星人の姿の由来。ぽわーむする。7年前の因果。そして、展望室のみなとくんの秘密。可能性の先に、望んだ未来はあるのか? 各人のキャラを掘り下げ、大きな危機を一つ乗り越えたけど、「俺たちの冒険はこれからだ!」的なラスト(根本的には何も解決してない)。絵は非常に可愛かった。アニメ見てないが、アニメとは違う世界線らしい。
読了日:1月10日 著者:Anmi:漫画GAINAX:原作ばう:構成協力

鬼娘恋愛禁止令1 (リュウコミックス)鬼娘恋愛禁止令1 (リュウコミックス)感想
後輩から借りた。佐藤家の居候・鹿恋(かれん)は、誰かに恋すると鬼の本能が目覚めて、人間の男を喰らおうとしてしまう少女。不良少年・佐藤八郎は鹿恋が好きだが、彼女を鬼にさせないために嫌われるよう振る舞い続ける。しかし、隣家にイケメンが越してきて。裏表紙のあらすじはコミカルに書いてあるが……何と言うか、何をどう頑張っても、幸せな結末が訪れる気がしない(汗)。両想い成立=八郎喰われる、だもんなぁ……。ていうか、鹿恋が惚れる相手が別の男でも、八郎喰われる、になりかねないなコレ(惚れた対象を喰う条件じゃないっぽい)。
読了日:1月12日 著者:松虫あられ

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)屍鬼〈1〉 (新潮文庫)感想
フジリュー漫画版1巻のみ既読だが、知っている場面が出てくるまで案外かかった。11月8日に訪れる結末を先に示し、7月24日からの経過を描く。現在も土葬の風習が残る、外界から隔絶された外場村に建った不似合いな洋館。虫送りの夜の謎のトラック。村内でも更に孤立した山入地区の腐乱死体。続く村人の急死に、寺の副住職兼作家の室井静信と、同級生で村唯一の医師・尾崎敏夫が不審を感じ始める。都会から一年前に越してきた結城の存在で、村では常識や暗黙の了解であろう事柄を解説してもらえるのが有難い。穢れを捨てるのはソトではなく境。
読了日:1月20日 著者:小野不由美

屍鬼〈2〉 (新潮文庫)屍鬼〈2〉 (新潮文庫)感想
次々急死する村人。尾崎医師と僧侶の室井は、疫病を疑い死者たちの共通項を探すが、パニックを防ぐため大っぴらに調査できない。その間も葬式は続く。不必要な際は受診するのに重病時に医者を呼ばない人々への、尾崎の苛立ち。内部の結束は固いが排他性も強い村人心理に、悩む室井。相次ぐ村外転出者。双方村を救いたいのに、衝突する室井と尾崎。謎が増えてモヤモヤし、心理的に一番怖いのはこの巻だと思う。察してちゃんも迷惑だが、死者の生前の恋情を錦の御旗にする友人も、押し付けられる側には迷惑。しかしその行動が、真相解明に繋がるのか。
読了日:1月21日 著者:小野不由美

屍鬼〈3〉 (新潮文庫)屍鬼〈3〉 (新潮文庫)感想
非現実的原因ながら、医学的症状の辻褄が合う解を見出した尾崎。村の『起き上がり』の伝説。作家の室井が語る民俗学的知識が良い。正体がわかって、ではどう対処すべきか。納得できない室井。高校生の夏野たちも、別方面から調べ始める。真相に気付いても、自由度の低い子供では実行できる対策が少ないのが気の毒。読者の前に姿を見せる鬼。正体不明の怖さはなくなったが、村の誰もが100%幸福ではなく、嫁姑関係や冷めた夫婦、子の意見を軽視する親、劣等感など綻びがある。一連の事件が綻びを炙り出し、付け入る隙となるエグさが精神的に来る。
読了日:1月21日 著者:小野不由美

屍鬼〈4〉 (新潮文庫)屍鬼〈4〉 (新潮文庫)感想
臭いものに蓋をするかのように、異常から目を背ける村人。村に開設した新クリニックと葬儀社の謎。綺麗事だと自覚していつつ綺麗事に拘らざるを得ない自身を理解できない室井は、小説を執筆しながら思い悩む。敵の正体を暴き、事態を解決するためには手段を選ばない尾崎のスタンス、私は好きなのだが、孤軍奮闘状態。役所の異常が怖い。フジリュー漫画1巻読んだときから主人公格の一人だと思っていた人物の死に呆然。屍鬼は人を襲わねば滅んでしまうが、死者は甦っても生前の人格そのままで、故に苦しむ者もいるし、嫌な性格の奴はより一層嫌な奴。
読了日:1月21日 著者:小野不由美

屍鬼〈5〉 (新潮文庫)屍鬼〈5〉 (新潮文庫)感想
尾崎の決断、室井の決断。遂に村人が決起し、狩る者と狩られる者は逆転する。鬼と人間の生存闘争のぶつかり合い。神に見放された者。私は人間存続の為なら「やれやれやっちまえ」だが、鬼側に感情移入できる人は、追い詰められる恐怖を味わうだろう。暴力に躊躇のない人物は、知人の姿をした敵を迅速に狩る際に有用だが、暴力に酔い、無関係の被害者を出してしまったら、そこに正義はない。だが後で確認する手段もない。そして全ては、1巻で提示された結末へ。3巻以降怖さは減ったが、ノンストップで読みたくなる凄い物語だった。終章も良かった。
読了日:1月21日 著者:小野不由美

うさぎ強盗には死んでもらう (角川スニーカー文庫)うさぎ強盗には死んでもらう (角川スニーカー文庫)感想
第1回カクヨムWeb小説コンテストミステリー部門大賞。私がWeb上でミステリ読んで理解できるわけがないので(汗)購入。京都で空き巣中の泥棒カップル。人身売買組織に潜入した青年。上海の殺し屋に狙われる賭博師“うさぎ強盗”。登場人物と時系列が入り交じった複数の事態があれよあれよと進展、「私は一体、何を推理すればいいのか?」(ミステリなのに、謎が何かすら解らん 汗)とアホな疑問を抱きながら読んでいたら、知らぬ間に思い切り騙されてたよ……。面白かった! 読了直後に思わず、Web掲載の前日譚も読みに行っちゃったよ。
読了日:1月27日 著者:橘ユマ


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【2017/02/03 20:55 】 | 本関係 | コメント(0)
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