舟で沖へ出ると、海坊主が現れた。「柄杓を貸せ」 と要求するので渡すと、海水を次から次へとすくっては、舟に入れてくる。 しかし、この舟は小型発電機とポンプも積んでいるので、楽々排水。「卑怯だ……」 海坊主は完全に敗北し、がっくり肩を落として帰っていった。柄杓返せ。
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