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【小話】牝牛2

 ヘラは夫ゼウスから牝牛(正体は夫の愛人)を強引に貰い、百眼巨人アルゴスに、絶対に逃がさぬよう見張りを命じます。目を五十ずつ閉じて休むアルゴスは、完全に眠ることがないのです。
(何か面倒な夫婦喧嘩に巻き込まれた……)
 アルゴスは内心、貧乏籤を引いた気がしました。

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【2017/07/15 21:31 】 | 小話 | コメント(0)
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