忍者ブログ
【小話】鎌鼬

 知らぬ間に皮膚にパックリ傷が開いているのは、妖怪カマイタチの仕業である。
「僕たちカマイタチ三連星! 先発の僕が人間を転ばせて、」
「中継ぎの僕が、鎌でスパッと切って、」
「抑えの僕が、傷薬を塗るよ!」
 そんなマッチポンプみたいなジェットストリームアタックは嫌だ。

拍手[0回]

PR
【2017/08/15 22:09 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】飴買 | ホーム | 【小話】改名>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>