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2017年10月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:802
ナイス数:303


重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス)重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス)感想
2016年刊、ノーベル賞発表翌日購入。何故あの波形から、距離『13億光年』で太陽質量『36倍』と『29倍』の『ブラックホール同士の合体』と解るのか。がよく解った。共振型とレーザー干渉計型の装置説明。重力波望遠鏡は空のどこから来たか見分ける能力が低い、と思っていたが、世界各地に増えれば分解能も向上。初検出は逃しても、今後日本のKAGRAが稼働することには意義あり。単に一般相対論の検証だけではなく、重力波検出により天文学的にこんなことがわかる、という説明が丁寧。電磁波天文学と相補する「重力波天文学」の幕開け。
読了日:10月08日 著者:安東 正樹

鬼灯の冷徹(25) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(25) (モーニング KC)感想
猫回、巨大猫もふもふしたいわー。うごめくだけのメイド(笑)。墓回、前衛アートはやったもん勝ち。衆合合戦回、妲己様素敵です! 場をややこしくする春一。律儀な白澤。芥子ちゃん回、会話がピッチングマシン。顔回、「そこを悩まねぇ人はそもそも芸術家にならねぇ」深い。アメリカ幽霊回の扉絵最高。ゲームもらって「やったー」「ありがとう」と喜ぶ顔が年相応でめちゃくちゃ可愛い。上司の変態性に拍車をかける真面目な部下。みんな自らの欲望に忠実だよね、悪魔だもの。劇回、シェイクスピアの舞台みたいな漢さん。小学校の講演のあり方とは。
読了日:10月08日 著者:江口 夏実

霊感少女は箱の中2 (電撃文庫)霊感少女は箱の中2 (電撃文庫)感想
下手だし好きでもないのに、親の方針で強豪テニス部をやめられない的場茜。同じ立場だった親友・吉野美南海は、「一人交霊会」後、まるで別人になってしまった。相談を受けたロザリア・サークルは調査するが。全く救いがないけどスッキリした1巻と違い、読後モヤモヤ。1巻の苛め加害者は、経緯はともあれ復讐された。今巻で裁かれるべき相手は、部のスパルタ顧問より先に親だ。独善的な正義感で場を壊す石戸和歌も、『Missing』水内範子並に嫌いだが無事。ブラバンの子が一番気の毒だな。百合谷市の有力者の子女たち、学年総代の権力争い。
読了日:10月21日 著者:甲田 学人


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【2017/11/07 22:05 】 | 本関係 | コメント(0)
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