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【小話】驢馬

 ロバを売ることになった父子が、ロバを引いて歩きながら、市場へと向かう。途中の道ですれ違った相手が、その様子を見て言った。
「乗って行けばいいのに、自分で歩くなんて馬鹿だなぁ」
「それもそうだ」
 それを聞いたロバは、父親の背中に乗り、おんぶされて市場へと向かった。

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【2019/02/04 22:36 】 | 小話 | コメント(0)
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