預言者が山で瞑想していると、雷が石板に落ち、文字を刻み始めた。神が預言者に伝える、神と民との契約、の筈……?“一つ、人の世生き血をすすり、二つ、不埒な悪行三昧、三つ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、桃太郎” 三つで終わってしまったし、時代劇の決め台詞だ。
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