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2019年4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1550
ナイス数:518
鬼灯の冷徹(28) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(28) (モーニング KC)感想
幼女ズがすごく可愛い巻。動画回、鬼灯様なぜそのアテレコ。トト回、復活凄い。催眠回、賢いシロに恐怖する鬼灯様(笑)。分析して畳み掛ける仲間酷い(笑)。イケメン補佐官3連続回、娘の丙ちゃんがシビアで可愛い。秦広庁現地視察時の訳わからない二人組に笑う。そして苺々子・丙・一子・二子のアリス風扉絵が超可愛い! 袋回の信楽太夫、粋で良いよねぇ。家電回扉絵の苺々ちゃんも可愛い。店員さん離婚際の奥さんの台詞……。夫婦みたいな喧嘩する二人はもう結婚すればいいと思う。現世の祭り回、荼吉尼って最早「そこにいる」だけで色っぽい。
読了日:04月04日 著者:江口 夏実

室町・春の乱紅の雨 (プリンセスコミックス)室町・春の乱紅の雨 (プリンセスコミックス)感想
小4娘が鎌倉物少女漫画を読破したので、他の時代も薦めてみようかと。知らなかった歴史人物が頭に入るのは面白い。恐怖政治を敷く六代将軍・足利義教が赤松満祐に暗殺された〈嘉吉の乱〉を描く表題作3編。赤松の嫡男に嫁いだ、北畠(元南朝の重臣)の娘いづ穂。将軍に見初められた少女・小弁と、一色義貫の口に出せず終わった恋。悲恋を描く少女漫画の悪役としては正しいが、ここまで悪役だと、義教視点なら別の言い分があるだろうなぁと考える(苦笑)。他に、戦国時代の黒田家家臣・後藤又兵衛の「鳰の浮巣」、昭和初期の京の舞妓の「忍ぶ宿」。
読了日:04月06日 著者:河村 恵利

漫画版 日本の歴史 1 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代 (角川文庫)漫画版 日本の歴史 1 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代 (角川文庫)感想
表紙:吉崎観音、漫画:岩本佳浩。子供のころ小学館の漫画日本の歴史が20冊家にあり、人物日本の歴史の「縄文人の生活」「卑弥呼」まで買ってもらって、石器の作り方とか竪穴住居の作り方とか土器の作り方とか勾玉の作り方とか延々読み返し続けてた身からすると、本書は駆け足で戦ばっかりしてる印象(^_^;)。作り方の説明も一応載ってるが、ワクワクしない……。稲作で米が貯蔵可能になって奪い合いで環濠集落で戦になる流れは仕方ないんだけどね。邪馬台国は狗奴国と戦争。古墳時代の大和政権は新羅へ侵攻、磐井の乱を平定して本書終わり。
読了日:04月07日 著者:

X線でさぐるブラックホール―X線天文学入門 (ポピュラー・サイエンス)X線でさぐるブラックホール―X線天文学入門 (ポピュラー・サイエンス)感想
再読、1998年刊。最初は中性子星の話が続くが、中性子星とブラックホールでは観測結果がどう違うかがポイントなのでとにかく読むべし。BHには星が死んだ後にできる恒星質量BHと銀河の中心にある超大質量BHがあり、本書はX線パルサー(中性子星)、連星ブラックホール、はくちょう座X-1、X線新星など恒星サイズの話が多い(超大質量BHも若干載ってるが)。最終章の「はくちょう」「てんま」「ぎんが」「あすか」ら日本のX線望遠鏡(人工衛星)がどういう観測機器を持っているか、どのように運用するか、の話が非常に面白いと思う。
読了日:04月13日 著者:北本 俊二

天の果て地の限り (講談社漫画文庫)天の果て地の限り (講談社漫画文庫)感想
表題作は実家にあるが、再読したくなった。中大兄皇子(天智天皇)、大海人皇子(後の天武天皇)に愛された万葉歌人・額田女王。12歳の額田がめちゃくちゃ可愛い。「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は榜ぎ出でな」のシーンが好き。「君待つとわが恋ひ居ればわが屋戸の簾うごかし秋の風吹く」「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」。主要3人以外の、中臣鎌足、有間皇子、額田の姉で中大兄の妃・鏡女王、中大兄の娘で大海人の妃・鸕野皇女(後の持統天皇)らも魅力的。併録『苺のような恋の唄』『冬の祭り日』は初読。
読了日:04月20日 著者:大和 和紀

殺人犯はそこにいる (新潮文庫)殺人犯はそこにいる (新潮文庫)感想
読了後に他の方の感想で、本書が「文庫X」だと知る。民放記者の著者が、「足利事件」を含む5件の幼女誘拐殺人(1件は未だ行方不明)を追う過程で、連続事件と確信。足利事件で逮捕された死刑囚の冤罪を解明する。(特に初期の)DNA型鑑定には欠陥がある。しかし誤りを認めない科警研。それを認めると、取り返しのつかない過ちを犯した可能性に直面せざるを得なくなるから。かくて著者が警察に情報提供した真犯人は野放しのまま。解説の「スクープの四形態」、本書は「発掘型スクープ」だが、発表一番乗りだけを競うエゴスクープが日本は多い。
読了日:04月22日 著者:清水 潔


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【2019/05/01 11:30 】 | 本関係 | コメント(0)
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