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【小話】到着

 棘に囲まれた城の中で眠っていた王女。百年の時が過ぎ、目を覚ましました。目の前にいたのは、
「まあ! 何て素敵な、王子……様?」
 着衣そのものは高級品なのですが、布があちこち破れ、全身に埃を被った、疲れた表情の青年でした。ここに着くまでにいろいろあったようです。

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【2019/07/16 21:19 】 | 小話 | コメント(0)
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