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【小話】忘却
 かぐや姫は、天人が持参した羽衣を着せられると、下界での記憶や人間的な感情を失い、月に帰ってしまった。
 姫の帰還を阻止できなかったと知った帝は、悲しみに暮れて歌った。
「あなたはもう忘れたかしら……」

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【2012/04/04 00:00 】 | 小話 | コメント(0)
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