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【小話】草履

 ある冬の日、草履を履こうとした武将が、家来に言いました。
「ん、草履がぬくい。さてはお前、尻の下に敷いておったな?」
「滅相もございません。殿の足が冷たくないようにと、この通り、腋の下に挟んでおりました」
「腋の下か、それなら良……いや良くない!」
 怒られました。

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【2019/09/05 18:49 】 | 小話 | コメント(0)
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