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2019年11月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:725
ナイス数:421


罪と罰の果てに (光文社文庫)罪と罰の果てに (光文社文庫)感想
房総半島の漁師町に住みついた「キリストさん」と親しくなる幸太と東一。カルト宗教から逃げてきた兄妹。兄は冷笑して神を否定するが、妹は「神様はいないのですか」と問う。アフリカの修道女マリア、ルビー。〈道を照らすひと〉こそが「神」。この著者読むのは2冊目だが、『狙撃』より良かった。1/3過ぎたくらいから、読むスピードが上がる。「キリストさん」の正体と、幸太再登場の役どころは見当ついた。生きていると話がややこしくなる人が全部死んだような気がしないでもないけれど、全てがかちりとはまった結末。醍醐さん無事で良かった。
読了日:11月05日 著者:永瀬 隼介

マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (3) (MFCジーンピクシブシリーズ)マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (3) (MFCジーンピクシブシリーズ)感想
推しグッズ回の、小さくて四角い飴とか、雨上がりの葉っぱの匂いとか、無関係の他人から見たら狂気の域に入ってそうな妄想力が素晴らしい。番外編『どき★ジェネ』の冷静なツッコミに笑い続ける。マキさん遂にサークル参加デビュー! 好きなものを好きだと言える幸せ、いいよねぇ。私は小6くらいからオタク全開で、隠す必要のない環境だったけど、マキさんの過去と今には泣ける。マミ、どのジャンルのどのタイプのオタクとでも高度に話が合うコミュニケーション能力の持ち主で凄い。女児と話の合う真下さん。「文太くんの中に黒髪ロング」(笑)。
読了日:11月25日 著者:町田 粥


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【2019/12/08 15:53 】 | 本関係 | コメント(0)
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