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2020年7月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1051
ナイス数:385


シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン (中公新書)シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン (中公新書)感想
『古代オリエントの神々』→『シュメル――人類最古の文明』ときて読了。シュメル語の詩は重複文形式。創成神話冒頭〈古の日々に、古の日々に、天と地がつくられたときに、/古の夜々に、古の夜々に、天と地がつくられたときに、/古の年々に、古の年々に、運命が定められたときに、〉が好き。アッカド語の『ギルガメシュ叙事詩』に採り入れられた、シュメル語の『ビルガメシュ神と天の牡牛』最初の一文〈戦闘の青年の歌を私は歌うだろう〉超カッコいい。酔っ払ってイナンナ女神に「メ」を全部あげ、酔いが醒めた後に取り返そうとするエンキ神……。
読了日:07月05日 著者:岡田 明子,小林 登志子

ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)感想
昭和2年。南方熊楠は、超心理学者・福来友吉(千里眼の研究)に誘われ「昭和考幽学会」へ加入。学会で製作することとなった思考する自動人形は、粘菌コンピュータによって完成する。夢、だからだと思うが、最初のパレード場面で筒井康隆『パプリカ』のアニメ映画を何となく連想した。昭和の有名人勢揃い。登場する人々について調べたくなる。好奇心スイッチが入るとタガが外れてバカになるおじさんたちが集まって、ワイワイ楽しそうなのが良い。千里眼と並行世界と夢の解釈。二・二六事件。面白かったが、個人的には『ニルヤの島』のほうが好きだ。
読了日:07月27日 著者:柴田 勝家

マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (4)マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (4)感想
祝完結。いい表紙&裏表紙だわー。webで全話既読。連載時もそうだったが、最終話を読むと1話に戻りたくなるのよ……! で読み返してループしている(笑)。単行本ならではの新情報としては、真下カフェの間取りが素晴らしい。間取り見ながら過去のコマ確認。「5行程度の立派な新展開」でいいので、真下さんがマキさんにいつか自ジャンルをカミングアウトした後の様子と、緑子さんの結婚(後も変わらないオタク)生活は、ちょっと見てみたい。1コマでも供給があれば、勝手に妄想するから。あと、アンジェリークってそういうゲームだったのか。
読了日:07月31日 著者:町田 粥


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【2020/08/02 19:48 】 | 本関係 | コメント(0)
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