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2021年2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1306
ナイス数:452


殺人の門 (角川文庫)殺人の門 (角川文庫)感想
田島は裕福な歯科医の息子だったが家庭崩壊。小学生の頃から同級生の倉持に何度も騙され、殺したいほど憎んでいるのに踏ん切りがつかない。分厚い文庫本の95%くらい、煮え切らない男のウジウジ一代記を読んでいる状態で、苛々して何度か放置。読了に足掛け三年かかった(汗)。最後5%でパタパタッとピースが嵌まった感はあるが。子供の頃の家庭環境は本人のせいじゃないけど、成人後に騙されて踏み外すのは自業自得。これ私には面白くなかったが、主人公と倉持の腐れ縁人生をじっとりねっとり描き、作者は書き甲斐があったんじゃないかと思う。
読了日:02月02日 著者:東野 圭吾

人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)感想
再読。解説が横溝正史、って昔は気付かなかった! 映画も見たので内容は大体覚えているが、改めて読んでも面白い。高層ホテルのエレベータ内で発見された、黒人男性の刺殺体。彼の持ち物と思われる、古い麦藁帽子と西条八十の詩集。捜査する棟居刑事は、八杉恭子に目をつける。思った以上に証拠がなく、自供頼みだったんだなぁ。映画の恭子は、交通事故を起こした息子を庇って海外に逃がすなど、愛情も感じたが、本書の恭子は社会的立場を守ろうとしただけに見えて、ジョニーに対してはともかく、現家庭の夫・子供に対する愛情は読み取れなかった。
読了日:02月10日 著者:森村 誠一

漫画版 日本の歴史 11 黒船と開国 江戸時代後期 (角川文庫)漫画版 日本の歴史 11 黒船と開国 江戸時代後期 (角川文庫)感想
表紙:杉基イクラ、漫画:石川樹。この巻で一番カッコいいのは坂本龍馬(本文のほうが好み)、よりジョン万次郎! 11代家斉1820年代から大塩平八郎の乱(1837)、天保の改革(1841-3)、黒船来航(1853)、幕末の諸々あって15代慶喜大政奉還、龍馬暗殺(1867)まで。大河『新選組!』好きだった身として、この諸々は超楽しい。新撰組、長州薩摩、勝先生。蛮社の獄(1839)、同じ水野忠邦だけど天保の改革より前なんだな。水野、何かこう〝その場の思いつき〟で政策実行してるっぽい描写(表情や効果)で若干気の毒。
読了日:02月14日 著者:


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【2021/03/06 20:07 】 | 本関係 | コメント(0)
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