女神テティスは、人間の夫との間に産まれた息子アキレスを不死の体にすべく、冥界を取り巻く川ステュクスに全身を浸けました。 そのとき赤ん坊の耳たぶをつまんで持ったため、そこだけ水に浸らなくて不死にならず、後年、その部位に『アキレス耳』と名前が付いたりはしません。
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