ある夜、一条戻橋で若い美女を、馬に同乗させた渡辺綱。美女の正体は鬼で、綱の髪を手で掴んで空中へ飛び上がります。妙に軽い。「残念だったな、それは宴会芸用のカツラだ」「何でそんなの被ってるんだよ!」「取り返しに行かないから、持ってていいぞ」「こっちも要らん!」
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