狸の背負った柴に、兎が火打石で火を着けます。「カチ、カチと音がするね?」「ここはカチカチ山だから、カチカチ鳥が鳴いているのさ」 その間にも火は大きくなりつつあり、気付かぬ狸が五歳女児に怒られました。「ボーッと生きてんじゃねーよ!」 ここはボーボー山のようです。
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