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【小話】杞憂6

 杞の国の男が、友人に相談した。
「天が落ちてくるんじゃないかと思うと、怖くて夜も眠れないんだ」
「分かる。俺は、1999年7の月に、空から恐怖の大王が降ってくるんじゃないかと思うと怖い」
「心配するな。それは、少なくとも俺たちには関係ない」
 杞は紀元前の国である。

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【2022/10/12 07:03 】 | 小話 | コメント(0)
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