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【小話】九郎6

 兄・源頼朝と対立して、追われる立場になってしまった九郎義経。少数の家来と吉野山に潜伏していたとき、一人がぼそりと呟きました。
「山奥の建物が吹雪で孤立すると、大抵、宿泊客の間で殺人事件が起きるんだ……」
「おい不吉な話はやめろ」
 それはクローズド・サークルです。

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【2022/11/01 06:05 】 | 小話 | コメント(0)
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