忍者ブログ
【小話】老婆
 ある日の夕方、男が門の下で雨宿りしていた。寝場所を探して門に登る。誰もいないと思っていたのに、中に紫の鉢巻き、胸に金庫姿の老婆がいてアミダくじをしていた。
「お前、アミダばばあだろ」
「見ーたーなー」
 老婆が振り返り、男はナハッ、ナハッと笑った。

拍手[0回]

PR
【2012/07/15 00:03 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】化石 | ホーム | 【小話】修理>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>