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【小話】推敲

 ロバの背の上で、詩人が詩の字句を考えていた。
「『推す』と『敲(たた)く』、どちらが良いだろうか」
 推したり敲いたり、身振り手振りしながら悩んでいると、ロバが役人の行列に突っ込んでしまう。行列の中にいた外国人女性が言った。
「推したり、敲いたり、ラジバンダリ!」

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【2022/12/10 08:15 】 | 小話 | コメント(0)
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