幕末。京都守護職の会津藩主・松平容保が、家来に言いました。「『中臣鎌足』と十回言ってみよ」「中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足、中臣鎌足」「わしの名は?」「松平かたまり! ……あ」 容保(かたもり)です。
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